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概要

 本には右とじ(右綴じ)と左とじ(左綴じ)があります。綴じ(とじ)という漢字が難しいのでフリガナを打ちたいところですが、メンドクサイので、以降は、この漢字は読めるものとして、記述します。

 「右綴じ」は、本の表紙の右側が綴じられていて、右から左に読み進めて行くモノです。縦書きの漫画や小説やアラビア文字なんかでは右からのほうが良いかもしれません。アラビア文字?日本人はあまり、使いませんけどね。読めるようになるとカッコいいですよね。?左綴じの漫画もあるけどね。


 「左綴じ」は、本の表紙の左側が綴じられていて、左から右に読み進めて行くモノです。横書きの技術書とか、英語とかに使うものです。


 どちらの綴じ方にも言えることですが、(頁)ページ番号の始まり方が決まっています。「右綴じ」は本を見開いて、左側にくるページが奇数番号のページになるようになっています。「左綴じ」は逆です。本を見開いて、右側に奇数番号のページです。


 そして、章立て(しょうだて)ている本の場合は、章の始まりが右綴じは本を見開いたときに左側(奇数ページ)にくるようにします。左側から始められそうにない場合でも、空白ページを入れてでも左側のページから始まるようにします。左綴じの場合は、やっぱり逆です。左綴じの場合の説明は省略します。


 なんで?

 読みやすいからです。業界標準になっています。出稿したときに、勝手に修正してくれる印刷会社もあるくらいです。業界標準なんてシラネ。という人は法則に従わずに作ると良いと思います。


 ページ番号は「ノンブル」と呼ばれています。番号っていう意味です。フランス語?。本のページ番号は装丁(本をつくる)したときに付与される番号で、物語や内容がどこに書かれているかを一意に決めれるようなものではないそうですが、大体は重版されても(重版=本は1回に何千部・何万部とまとめて制作されますが、売れすぎたり、足りなくなってするとまた、まとめて本を作るので、そのことを重版と言います。)同じページにその内容が記述されてるので、指し示すことは出来ます。


 頁番号で内容の位置を特定する性質のあるノンブルを「通しノンブル」と呼びます。


 よく見かけるモノなので見覚えがあると思いますが、まえがきや目次のような、本題にはいるまでのページ数をふった後に、本題がはじまるところから1ページとふりなおすことがあります。これを「別ノンブル」といいます。別ノンブルは大抵、番号の表示種別を変えたりします。ローマ数字(ⅰ,ⅱ,…)、アラビア数字(1,2,…)とか、書体を変えたり、記号を付与したり。いろいろ。


 縦に42文字、横17行が一般的なライトノベルの文字配置です。


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